私は斜陽産業の業界にいる
中小企業で勤務しているんですが
数年前からいろいろなことを
勉強するようになりました。
理由は、会社の代表者が替わり
わたしはその人間の人間性を
長年見てきたので
「この会社も長くねーから
食える方法を学ばねば」
と思ったからです。
案の定、40人いた会社は瞬く間に8人になり
8人中5人が役員という
子供の戦争ごっこみたいな会社
(みんな肩書があって兵隊がいない)
になっております。
最近、新規事業をたちあげるために
新たに2つの技術を勉強しているんですが
働き方ってこれから激変するなと感じております。
おそらくこれから大企業はもっと大きくなり
中小企業というものは生き残っていけないと
ひしひしと実感しております。
総務庁「事業所・企業統計調査」によれば
中小企業数(会社数+個人事業者数)は、約432.6万社。
全企業数に占める割合は99.7%です。
同調査によれば、中小企業の会社数は約150.8万社で
全会社数に占める割合は99.2%です。
これら99.2%の中小企業に勤務するサラリーマンは
一体どうなるのか?
おそらく何らかの技術や能力を持つ人だけが
個人事業主としてやっていけるでしょうが
サラリーマンでお金をすぐにいただける
技術や能力を持っている人って
ほとんどいないと思います。
実際に私が今やっている仕事は
私以外の誰にでもできる仕事ですし
そんな私が失業した場合、私が就ける仕事は
誰にでもできる仕事以外にありません。
私が今、学んでいる技術は
ほとんどの場合、私より年下の方が教えてくれています。
みなさん教え方が上手な方ばかりなので
その点が非常に幸運ですが
勤務先の寿命より先に現在勉強中の
3つの技術を習得する必要があります。
また、これからコンピューターが
人の仕事を奪うと言われていますが
学んだ技術が科学の進歩によって
なくなる可能性を踏まえると
身につける技術は、数年後も確実にニーズがあり
その上、一つの技術だけでは
リスクヘッジができません。
これから、日本経済がどうなっても
自分の技術で食え、収入の柱を3つほど
キープすることで
心地よい暮らしが送れるように
なりたいものでございます。